こんにちは✿
今日は私の生き方の一つ、「得をせず、ただ損をしなければいい」という考え方を紹介します。
少しでも共感・参考になることがあれば嬉しいです。
- 損をしない考え方の参考例を知りたい
- 欲張らない生き方の参考例が知りたい
私なりの「得をする」と「損をしない」の定義

損得勘定は千差万別だと思います。
今回は、
- 得をすることを優先する考え
- 損をしないことを優先する考え
について、私なりの考えを紹介します。
※これは私なりの考えです。「正しい or 正しくない」ということではありませんのでご注意ください。
「得をする」と「損をしない」は別物
まずは、なぜ「得をする」と「損をしない」の2つに分けたのかについて説明します。
下の2つの言葉をご覧ください。
- 私はリンゴが好きである
- 私はリンゴが嫌いではない
これら2つの言葉は同じ意味のように思いますか?
- 私はリンゴが好きである → 好きの感情のみ
- 私はリンゴが嫌いではない → 好きではないが、嫌いでもないという感情を含んでいる
このように、一見
「好き ⇔ 嫌い」・「嫌い + 否定の意 = 好き」
のように思えます。
「嫌いではない」=「好きか嫌いかのどちらでもない」
と、捉えてしまう私にとって、
「好き」≠「嫌いではない」
だと思います。
日本語文法の解釈は間違っているかもしれませんが、私はそのように思ってしまいます。
「得をする」と「損をしない」の関係性も同じように、
「得」≠「損ではない」(「プラス」≠「マイナスではない」)
が成り立つと私は思います。
私は「損をしない」を最優先に考える
私は「得をしよう」という考えではなく、「損をしなければいい」という考えの基で行動しています。
具体的に話していきます。
近所のスーパーマーケットは時間帯によって価格の変動があり、そこでジュースを買いに行くという状況で説明します。(その他の複雑な状況や条件などはなしで考えます)
- 1本150円→1本100円:50円得する
- 1本150円→1本150円:得もしないが、損もしない
- 1本150円→1本200円:50円損する
何かを買うとなるとやはり安い方がいいですよね。
タイムセールの時間帯に、1本100円のジュースを狙って買いに行く人も多いかもしれません。
しかし、私の場合は、
200円のジュースは買いませんが、100円のジュースをわざわざ時間を見て買いに行かない
です。
たまたま買いに行く時間帯が100円のセール中だったらラッキーだな程度で、
時間を調整してまで100円のジュースを買う=得をする
ということをしたくないんです。
(これを得をしたがる私の母に説明したら、「お金は50円でも大事だから!」と論点をすり替えられ、あくまで例文の話というのが通じませんでした(苦笑))
Amazonでもタイムセールをよくしていますが、忘れるのが嫌なので、思い出したときに注文します。
ちなみにジュースはいつもこの野菜ジュースを注文しています(笑)スッキリとして美味しいし、砂糖・食塩が無添加なのがいいです。
話を戻すと、確かにジュースが50円安いとお金が少し浮いて得をするかもしれません。
「偶然、得をした」ならいいかもしれませんが、自ら得をしようとするのは、ジュースを買うのが目的ではなく、得をするのが目的になってしまっているように思うときがあります。
損得エピソード

私と私の友人の損得のエピソードをお話しします。
安い商品(得をする)vs 目的の商品(損をしない)
これは私の友人の話です。
友人が「アイシャドウ」を買いたいと言ったので、一緒にドラッグストアに寄ることにしました。友人が買う予定のアイシャドウは、事前にメーカーを調べていて、値段も800円くらいでした。すぐに見つかりましたが、友人はその目的のアイシャドウの近くにあった別のアイシャドウが気になりだし、2つのどちらを購入するか検討し始めました。友人が別のアイシャドウが気になりだした理由は、それが安くて目的のアイシャドウと大差なさそうに見えたからだそうで、確かに目的のアイシャドウより200円安い、600円のアイシャドウでした。
友人の頭で起きている
目的のアイシャドウ(800円)
vs
安いアイシャドウ(600円)
の論争(笑)
でも、私はこのとき「目的のアイシャドウを買えばいいのに…」と思いました。
確かに別のアイシャドウの方は、目的のアイシャドウより200円安く、得をします。さらに、見た目的にも大差なさそうなので、目的のアイシャドウを600円で買えばいいように思えます。
ですが、これは私的には、
- 事前に調べた意味は何だったのか?
- 同じようなアイテムだが、安い分、イメージ通りの発色でないのでは?
- イメージ通りでなければ、また買う手間と出費が出てくるのでは?
という疑問を持ってしまいました。
私だったら、目的のアイシャドウを買う一択です。
目的のアイシャドウを買えば、得をすることはないですが、損をすることはありません。
余計なことをして有り難いと思われようとした
次は私自身のエピソードです。
私はある日の前日、彼から「明日の朝9時にLINEをしてほしい」と頼まれました。彼はその日の朝9時に予定が入っており、リマインドとしてLINEの通知がほしかったようです。。私は承諾し、次の日の9時にLINEをしようとしましたが、私は「早ければ早いほど助かるだろう」と、8時45分くらいにLINEをしようと思いました。しかし、それは勝手な解釈で、余計なお節介だろうと思い直し、9時きっかりにLINEをしました。
これのどこが損得の話?
と、思われた方もいるかもしれませんが、これも損得の話に通じるように思います。
なぜなら、上記のエピソードで言うと、自分のお節介は、
「早い方が助かるだろう」
||
「より一層相手から有り難いと思われたい」
||
「得をしたい」
という考えに陥っていると思えます。
なので私は、このとき、
「9時にLINEをして」と言われているので、9時にLINEをしたら、得することはないですが、損をすることもない
と思い直したのです。

「9時前だと迷惑」と相手は思う可能性だってあるしね。
特にHSPの私は、こういう余計なお節介をよくやってしまいがちです。
HSPについてまとめた記事もあるので、興味がある方はぜひ。
「損をしない」のメリットとデメリット

私のエピソードの中からメリットとデメリットを整理します。
- 安く商品が買える
- 相手から好感が持たれる
- 思っていた商品でないと、買い直す場合、さらなる手間と出費になる
- 相手にとって余計なお節介の可能性がある
こうして見ると、どちらがいいかは、人それぞれのように思います。
友人のエピソードの例でいうなら、私なら「これを買う!」と決めた方を買います。想像と違う可能性がある方を買った場合、買い直す手間と出費を考えるとなおさらです。
マイナスになりうる可能性(リスク)を取るくらいなら得をしないでいいと思っています。
特に何かの商品を買うときは、気にしすぎの気質(HSP)の私にとって、急遽の変更は使用後に満足できない可能性が高いです。
以前、服の裏地の記事でも書きましたが、気に入るまで相当な時間が要してしまいます。
「服の裏地」の記事に興味がある方はぜひ。
まとめ:欲張らずに「損をしない」だけでいい
というわけで、私なりの「損をしなければいい」の考えについてまとめてみました。
- 得をしたい
↓ - 成功することもあるが、失敗することもある
↓ - 失敗したら当初よりマイナスになる(損をする)
という、私なりの思考パターン、「得するためには、相応のリスクがある」を根拠にして、「損をしなければ、得をしなくてもいい。」という考えに至りました。
仕事においては、「失敗することを恐れて何もしない」のは好ましくないのかもしれませんが、プライベートでは、堅実に選択すること=損しない選択をするは悪くないのでは?と私は思っています。
もちろん、私の考えが正しいと思うか正しくないと思うかは人それぞれですし、得をしようとする人を否定しようとも思いません。
あくまで、私の思考パターンなので。
もしこの考えに共感してくれる人がいたらすごく嬉しいです。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
それでは✿
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