こんにちは✿
皆さんは絵を描くとき、

まわりからの評価が気になって仕方がない!

評価が気になって絵を投稿するのが嫌になった!
という経験はありますか?
もしかしたらそれは「評価依存症」に陥っているからなのかもしれません。
今日は、評価依存症だった私がどうやって乗り越えたかを紹介しようと思います。
- 自分の絵の評価が気になって仕方がない
- 評価が気になって絵を投稿するのが嫌になった
- 人の評価に振り回されている
自分のイラスト公開
まずは、私の絵を公開します。

評価依存症とは?

絵を描く人なら一度は聞いたことあるかもしれない「評価依存症」。
評価依存症とは、自分の絵の評価を異常に気にしてしまうことをいいます。
実際にネットで調べると、病院やクリニックのサイトが出てこないので、恐らく絵に関するネット用語なんだと思います。
- pixivやX(旧Twitter)でブクマ数やいいね数を気にしてしまう
- 評価がイマイチだと凹んでしまう
- 投稿するのが怖くなった
などが評価依存症の特徴かと思います。
評価を気にするのは悪いこと?
これは持論なのですが、「評価を気にすることは悪い」とは一概には言えないと思います。
評価を気にする=成長したい
と捉えることもできるので、絵の成長やモチベーションアップにも繋がるのではないでしょうか。
ただ、評価に依存するだけになってしまうと、絵が好き・楽しいという気持ちより、ただ評価ばかりを求めてしまうという、絵を描く本来の目的を見失ってしまうように思います。

結局は、「絵が好き・楽しいという気持ち」と「評価されたい・成長したいという気持ち」のバランスが大事なのではないかなと思います。
評価依存症だった頃の私

実は私も評価依存症でした。
まわりからの評価を気にして自分を惨めに感じることさえありました。
そんな私の当時の特徴は以下のようなものです。
評価を確認せずにいられない
20代前半の頃に初めてpixivに絵を投稿しました。
絵が上手い人は1,000ブクマ、10,000ブクマなどが付けられ、すごく輝かしく見えました。
一方、私の方は…。
皆さんの想像通りです(笑)
全くブクマが付かず、ついても2~3ブクマでした(笑)

当時は評価されないことへの耐性もなく、かなり凹んだのを覚えています。
やっぱり現実はそんな甘いものじゃないですね(^^;)
その後、私は、
- 何度もpixivで自分の評価を確認していた
- 一日中ずっと評価のことを考えていた
などと、今考えると異常とも取れる行動をしていました…。
イラストを投稿してもすぐに消す
pixivでの評価を気にするうちに、評価されないとわかるとすぐ消すという悪いクセがついていました。
- イラストを投稿
↓ - 評価されない
↓ - 段々恥ずかしくなってくる
↓ - イラストを消す
何という小心者…(^^;)
私はすぐ結果を求めてしまうクセがあるので、「投稿して2日~3日で評価が得られないと消す」というのがお決まりでした。
今思えば、「自分の絵は評価される」という傲慢な気持ちが少しあったのかもしれません。
当時の自分を殴ってやりたいです(笑)
イラストを投稿するのが嫌になった
評価を気にしては消すの悪循環のせいで、
「どうせ評価されないし…」
「どうせすぐ投稿しても消すことになるし…」
と不貞腐れ、段々投稿するのが嫌になってきました。

まるで、かまってもらえないで拗ねてる子どものようですね(苦笑)
評価依存症を乗り越えられた方法

評価依存症の私でしたが、今はそこまで評価を気にしておらず、マイペースに自分の絵を投稿しています。
そんな評価依存症を乗り越えられた私なりの方法を紹介しようと思います。
評価依存になっているのを自覚した
まず、評価依存症になっている自分を自覚するようにしました。
評価が気になって仕方がないときも、無理に気にしないようにするのではなく、「あ、また気にしているな」と客観視するようにしていました。

客観視をすると、なぜか冷静になれることが多いんですよね。
また、ネットで調べてみると、自分と同じような思いをしている人たちがたくさんいたので、「自分だけじゃないんだ」と安心した記憶があります(笑)
時間をかけた
自分は若かったんだと思います(笑)
「自分も絵で成功できるかも」という甘い考えを持ち、いざ世界(ネット)に飛び込んでみたら現実を突きつけられ、そのショックが大きかったのかもしれません。

典型的な若気の至りですね(笑)
しかし、私生活に追われ、時間が経つにつれて、段々そういったことが気にならなくなりました。
多分、若い頃よりもメンタルが少し安定したからかもしれません。
現実を受け入れる姿勢を意識した
ネットという大きな世界で自分の未熟さを思い知らされましたが、それを受け入れられると割と楽になれました。
私の場合、評価されなくても
「ま、こんなもんか」
と、評価をそのまま受け入れることを意識しました。

始めは痩せ我慢でしたが、段々受け入れ態勢がつくと気持ちが楽になっていきました。
現実を受け入れると心に余裕も生まれ、
- 自分の絵のどこがイマイチだったか
- 絵が上手い人との違いは何か
など本来向けるべき課題にも目が行きやすくなるかと思います。
ハードルを低くした
私は元々、完璧主義・理想主義な当時の私は、絵に関してかなり強情でした。
「絵を描くのが楽しい」や「上手くなりたい」などがいつの間にか「上手くならなきゃいけない」や「評価されなきゃいけない」にすり替わっていた気がします。

上記で話した気持ちのバランスが完全に崩壊していました。
そこで、自分に課せるハードルを低くするのを意識しました。
主にメンタル面です。
- 成長速度は人それぞれ
- 比べるのはまわりではなく過去の自分の絵
- 人は人、自分は自分
などと、理想主義な自分をなだめるように、ひたすら言い聞かせていました。
今も絵で悩むことはあるのですが、「自分には自分のペースがある」という気持ちを思い出すように意識しています。

評価依存症は人に左右されてしまうので、まわりと自分を切り離して考えることも大事なのかなと思います。
絵の練習に集中した
評価されないと悔しい気持ちもあったので、「絶対、評価されるようになってやる!」という思いで絵に集中しました。
評価されない悔しさをモチベーションにしてやろうという気持ちです。
絵のことでかなり語っている記事もあります。
興味ある方はぜひ(^^)
まとめ:前向きな気持ちで時間をかければ評価依存症も和らぐ
というわけで、自分が評価依存症だったことをまとめてみました。
評価依存症は絵を描く、特に若い人には陥りがちなことではないでしょうか。
でも、私は評価依存症になるのはごく普通のことで、成長意欲があると捉えることもできることから悪いことのようにはあまり思えません。
大事なのは、今後その経験をどうやって活かすかだと思います。
評価されたいという気持ちを良い方向に転換し、モチベーションアップに繋がれば理想なのかなと思います。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
それでは✿
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