こんにちは✿
私(HSP)は、暗いニュースが苦手なところがあり、できれば暗いニュースは全て避けて、知りたくないと思ってしまいます。
どうやらHSPは刺激が強いものや悲しいニュースが苦手な傾向があるみたいです。
というわけで、今日は、
- なぜHSPは暗いニュースが苦手なのか
- 暗いニュースへの対処法
など「HSPと暗いニュース」についてブログにまとめようと思います。
HSPとは?

HSPは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略称です。なんだか病名のように聞こえるかもしれませんが、これは遺伝子的に生まれ持った気質のことで、アメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱した心理学的概念です。
生まれつき「非常に繊細な人」「敏感な人」「感受性が強い人」などという意味です。
全人口の約5人に1人はこのHSPに当てはまっているそうです。
HSPについてまとめた記事もあるので、興味がある方はぜひ。
HSP関連の本はこちらから。
HSPが暗いニュースが苦手な理由
HSPはなぜ暗いニュースが苦手なのか考えてみました。
共感しすぎてしまうから
HSPは共感力が強く、ドラマや映画で感情移入しすぎてしまうところがあります。それと同じように暗いニュースも自分のことのように思ってしまうから苦手なのだと思います。
良いニュースならまだしも、暗いニュースを自分のことのように共感してしまうと、気持ちがしんどくなり、苦手意識が芽生えるのではないのでしょうか。
深く考えて気が滅入るから
HSPは一つのことを深く考え過ぎてしまうので、暗いニュースを見ると、被害者の気持ちや事件の背景など色々考えてしまいます。
さらには、私は、

何でこんな悲しいことが起きるんだろう…。
などと哲学的なことまで考えてしまいます。
特に、子どもが被害者だったときや家庭内で起きた事件などは本当に悲しくて見てられないです…。
色々な負の考えが巡ると気が滅入って疲れてしまいます。そういったところも「HSPは暗いニュースが苦手」な理由かもしれません。
頭から離れなくなるから
HSPは物事を引きずる傾向があり、切り替えが苦手です。悪い印象のときは特に切り替えが難しくなり、頭から離れなくなります。
私も、切り替えが本当に苦手で暗いニュースを見るといつまでもそのことを覚えていて気が滅入ってしまうときが多々あります。
暗いニュースでも見なくてはダメ?

「暗いニュースが苦手なら見なければいいんじゃない?」
と思われるかもしれませんが、現代の生活で暗いニュースを全て避けるのは難しいですし、社会人なら知っておかなければいけない暗いニュースもたくさんあります。
- 政治
- 経済
- 世界情勢 など
日々のニュースは社会や生活の勉強になるので、やはり暗いニュースでも見ておいた方がいい場合が多く、逆に見ないと困ることさえありえます。
暗いニュースへの対策法
ニュースを見ないと困ることがあるのは確かですが、それが暗いニュースだったらHSPにとっては少し大変なことです。
では、どうすればいいのか?
私なりに暗いニュースへの対処法を考えてみました。
見る価値があるものだけを見る
暗いニュースと言ってもジャンルは色々あり、その中でも、「見る価値があるもの」「知っておかなけれならないもの」だけを見るようにします。
例えば、
- 政治
- 経済
- 日常生活に直結する内容(物価変動、法改正)
など、特に自身の生活に関わることは見た方がいいと思います。
逆に実生活にそこまで影響がない
- 有名人のスキャンダル
- 炎上事件
などは、興味がない限り無理に見ることはないと思います。
ミュート・ブロック機能を活用する
暗いニュースでも見ないといけないのはわかってはいるけど、「どうしてもこのカテゴリは苦手で見たくない!」という場合があるかと思います。
そのときは、ミュート・ブロック機能を使う方法があります。スマホやパソコン限定ではありますが、特定のカテゴリや記事を避けることはできます。(アプリによってこの機能がない場合もあるので、そこはご了承ください)
そもそも見ない

気持ちが沈んでいるときは、そもそもニュースを見ないという選択肢もあります。
気持ちが沈んだままニュースを見てしまい、ふと暗いニュースが目や耳に入ってしまうと、より一層気持ちが沈んでしまう恐れがあるので、見るにしても気持ちが平常に戻ったときに見るのがいいかなと思います。
あくまで「見ない」ではなく、「今は見ない」という意味合いです。
明るいニュースも見る
暗いニュースを見ると気持ちが沈んでしまうのがHSPの特徴の1つですが、逆に言うと明るいニュースだと気持ちがほっこりします。
社会勉強のためになると思って無理に暗いニュースばかり見るのではなく、ほっこりする明るいニュースを見て気持ちを中和させましょう。ニュースは知識と同じで知って邪魔になることはないと思うので、明るいニュースも積極的に見るのをおすすめします(^^)
切り替えを意識する
ニュースは自分に間接的な影響があっても、直接的な影響があることはごく稀です。
なので、あまり深刻になり過ぎず、

そんなニュースもあるのか。はい、終わり。
という切り替えの気持ちを意識するのがいいかなと思います。
ですが、あまり深く考えないとニュースを鵜呑みにしてしまう危険があるので、ニュースの本質を考えることは大事だと思います。
でもそうなると、
「感情移入してしまってしんどい…」
となるのがHSP。
そうなる前の前提条件として
「あくまでこれは世間のニュースなんだ」という認識を持つ
ことがいいかなと思います。
「所詮、私は第三者なんだから」と意識するだけでニュースに感情移入するのが少しだけ抑えられ、落ち着いて考えることができるようになると思います。
まとめ:暗いニュースとはほどほどに付き合う
というわけで、HSPとニュースについて、このブログでまとめてみました。
- 見聞きする価値のあるニュースを見る
- ミュート・ブロック機能を上手く使う
- 調子が悪いときは見ない
- 明るいニュースも見て中和する
- 第三者の目線で感情移入しすぎないように意識する
良くも悪くも影響を受けやすいHSPは、現代の情報社会の中で気疲れしてしまうことが多いと思います。そんな中で生きやすくするには、ニュースと上手く付き合っていくのも大事だと思います。
暗いニュースはHSPにとって苦手なものですが、日常の知識として見なくてはならないものもあるので、見る価値のあるニュースだけを調子が良いときに見るという方法が私なりの提案でした。
また、世の中は暗いニュースばかりではなく、明るいニュースもたくさんあるので、上手く気持ちを調和するのもHSPにとって大事かなと思います。
ここまでブログを読んでくれてありがとうございます。
それでは✿
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