多様性を受け入れるためには?HSP目線で多様性について考える

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こんにちは✿

みなさんは、「多様性(ダイバーシティ)」という考え方についてどう思いますか?

多様性は差別や偏見をなくすために必要なこと!

多様性は大切だけどやりすぎは良くない!

など、色々な意見があるかと思います。

私自身は「HSP」というマイノリティな部類に入る特性を持っているので、できればHSPを色んな人に知って受け入れてほしいなという気持ちがあり、多様性にはやや肯定的です。

しかし、多様性には様々な落とし穴がある印象です。

というわけで、今日のブログは、

  • 多様性のメリット・デメリット
  • 多様性を上手く受け入れるためには?

について、HSPの私目線で書いていこうと思います。

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HSPとは?

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HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略称です。なんだか病名のように聞こえるかもしれませんが、これは遺伝子的に生まれ持った気質のことで、アメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱した心理学的概念です。

生まれつき「非常に繊細な人」「敏感な人」「感受性が強い人」などという意味です。

全人口の約5人に1人はこのHSPに当てはまっているそうです。

HSPについてまとめた記事もあるので、興味がある方はぜひ。

HSP関連の本はこちらから。

多様性とは?

多様性とは、人種、性別、年齢、文化、宗教、能力、性的指向など異なる背景や特徴を持つ人々が互いに認め合う状態をいいます。

異なる視点や経験などを持つ人々が集まることで生まれる新しいアイデアは、社会の発展に大きなインパクトを与えます。また、多様性を尊重することで公平で統一性がある環境を作り出せます。

多様性は「差別や偏見を減らし、より豊かで調和の取れた社会を築くための重要な要素」になります。

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多様性のメリット

創造力や問題解決能力が上がる

多様な考え方や視点や経験を持つ人々が集まることで、新しいアイデアや解決策が生まれやすくなり、型にはまった考えにとらわれない発想をすることができます。

また、異なる経験や知識を活かし、問題を色んな角度から見て、より効果的な解決策を見つけることもできます。多様な視点が集まることで、問題の全体像が見えやすくなり、バランスの取れた意思決定が期待できます。

柔軟性や適応能力が上がる

多様性により、柔軟な思考が育まれ、(特に会社などの組織においては)変化の激しい環境に対して素早く適応できるようになるため、競争力の維持や向上にも繋がります。

差別や偏見が少なくなる

多様性を推進することで、今までスポットが当たらなかった人にもチャンスが巡ってきたりと、公平性が高い社会の実現に役に立ちます。

また、多様性により、マイノリティな人々の社会的孤立感の解消も期待できます。

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多様性のデメリット

お互いの理解が難しくなる

異なる人種や文化の人々が集まると、言葉や考え方の違いにより、誤解を招く可能性が高くなります。また、異なる価値観のせいで意見の対立が起きてしまう危険性もあります。

多様性の観点を重視しすぎる

多様性を推進するために、特定の属性を持つ人を優先することがあると、他の優秀な人材を見逃すリスクが生じます。

職場で「女性だから」「10代だから」などというだけで外されるのは確かにおかしいことですが、多様性を意識するあまり、適切なスキルや経験を持たない人を採用しても本末転倒になります。

固定観念を植えつけてしまう

多様性を重要視するあまり、固定観念を強めてしまうことがあります。

そのせいで、個々の特徴が一括りにされ、「○○○の特徴を持つグループのAさんだから…」と評価されるのが好ましいにも関わらず、「〇〇〇の特徴を持つグループの人だから…」のように、その人自身が正当に評価されなくなるリスクがあります。

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多様性を上手く受け入れるためには

ここからは、私が考える多様性を上手く受け入れる方法を紹介します。

好き嫌いを押し付けない

1つ目は、「好き嫌いを押し付けない」です。

誰かの意見を聞いても、そこに好き嫌いを持ち込まず「そういう意見もあるのか」と、中立的な考え方でいることで多様性を受け入れやすくなります。

しかし、人間どうしても好き嫌いが出てきてしまうので、これは意外と難しいです。

そこで、好き嫌いの感情を持ってもそれを相手に押し付けないことが大切だと思います。

嫌いな意見だからって、

その意見はおかしい!

と相手に突きつけても、その意見は相手にとって正義ですし、それを否定することになってしまいます。

私はその意見は違うと思うけど、この人はそう思うのか。

のように考えると相手の多様性を受け入れていることになると思います。

ただ、これは主観に関してのみです。

例えば、相手が真理(事実)を間違えているときは訂正してあげるのがいいと思います。

相手が真理を間違えている場合
  • 「アメリカの首都はニューヨークだ」
    →「いやいや、それはワシントンD.C.だよ」
  • 「iPhoneを作ったのはGoogleだ」
    →「いやいや、それはAppleだよ」

などと、間違った知識を相手が持っていたら「それは違うよ」と言ってもいいのかなと思います。

何でも受け入れる必要はない

2つ目は、「何でも受け入れる必要はない」です。

多様性を受け入れるとしても、人には許容範囲があり、何でも受け入れるには限界があります。その場合は、上記の「それは違う!」「私はそうは思わない!」などと人に押し付けなければ、無理に受け入れる必要はないと思います。

相手の意見も大切ですが、自分の意見も大切です。「受け入れられないことは受け入れない」ということは自分の意見を尊重していることにもなります。

自分がされて嫌なことは人にしない精神でいる

3つ目は、「自分がされて嫌なことは人にしない精神でいる」です。

私はこれを徹底するように意識しています。

私自身HSPで、HSPを色んな人に受け入れてほしいなという気持ちがあり、逆にそれを否定されると悲しくなります。なので、自分の特性を受け入れられたいから相手の特性も受け入れるという姿勢でいます。

相手を受け入れないで、自分ばっかり要求してしまうと、それは幼稚な発想になってしまいますし、もし、自分が受け入れてほしいことがある場合は、相手のことも受け入れる気持ちでいるのがいいのかなと思います。

受け入れない人も受け入れる

4つ目は、「受け入れない人も受け入れる」です。

どういうことかというと、

Aさん
Aさん

多様性を受け入れたくない!

Bさん
Bさん

それはおかしい!多様性は受け入れるべき!

という意見の食い違いがあったとします。

一見、多様性を受け入れているように見えるBさんですが、「多様性を受け入れたくない!」というAさんの意見を受け入れていないので、結果的に多様性を受け入れていないことになりませんか?

私もこういった落とし穴に気付かず、Bさんのような発想をしてしまっていました。

多様性を受け入れないことも多様性」という見逃しがちな考えに気付くのも大切なことではないかなと思います。

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まとめ:多様性と偏見は別に考える

HSPの私の目線で「多様性」についてブログにまとめました。

  • 主観に関しては好き嫌い(自分の意見)を押し付けない
  • 自分の意見も尊重するために何でも受け入れる必要はない
  • 自分が受け入れてほしいことがあるなら自分も相手を受け入れる
  • 「多様性を受け入れないことも多様性」という認識を持つ

多様性は実現できれば素晴らしいことですが、その分、実現の難しさやそれ相応のデメリットもつきまといます。大切なのは、多様性と上手く付き合うことだと思うので、そのためには、自分の意見と相手の意見を別に考えるのがいいのかなと思います。

「私の意見は私の意見。あなたの意見はあなたの意見。」といった考えでいると、相手との食い違いも少なくなり、多様性を上手く受け入れられるような気がします。

というわけで、ここまでブログを読んでくれてありがとうございます。
それでは✿

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