こんにちは✿

空腹だと機嫌が悪くなる…。

お腹が空くと集中できない…。
これはまさしく私のことです(笑)どうやらHSPは空腹に弱いようなのです。
なぜHSPは空腹が苦手なのか気になったので、対策方法も一緒に考えてみました。というわけで、今回のブログのテーマは「HSPと空腹」についてです!
- HSPが「ハングリー(hangry)」になりやすい原因を簡潔に知りたい人
- 「ハングリー」の予防に役立つことが知りたい人
- 「ハングリー」の対策に役立つことが知りたい人
HSPとは?

HSPは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略称です。なんだか病名のように聞こえるかもしれませんが、これは遺伝子的に生まれ持った気質のことで、アメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱した心理学的概念です。
生まれつき「非常に繊細な人」「敏感な人」「感受性が強い人」などという意味です。
全人口の約5人に1人はこのHSPに当てはまっているそうです。
HSPについてまとめた記事もあるので、興味がある方はぜひ。
HSP関連の本はこちらから。
空腹で不機嫌になる「ハングリー」とは?
ハングリー(hangry)とは
みなさんは空腹になると、急にイライラしたり、疲れやすくなったりすることはありませんか?このような状態を「ハングリー(hangry)」と呼びます。
ハングリー(hangry)=
hungry(空腹) + angry(怒り)
「ハングリー(hangry)」は、「hungry(空腹)」と「angry(怒り)」を組み合わせた英語の造語で、空腹が原因で不機嫌になったり、感情が不安定になる状態を指します。
これは単なる気分の問題ではなく、体内の生理的な反応によって引き起こされる現象です。
一般的にはどのような状態になるのか
空腹になると、体の血糖値が低下します。
血糖値とは、私たちの体にとって主要なエネルギー源であるブドウ糖の血中濃度のことで、食事を摂ると血糖値が上がってエネルギーとなりますが、食事をしばらく摂らないと血糖値が低下します。血糖値の低下は脳にとって深刻な影響を及ぼし、集中力の低下やイライラ、不機嫌を引き起こします。
また、体はエネルギー不足を補うためにストレスホルモンであるアドレナリンやコルチゾールを分泌します。これらのホルモンは身体を「緊急事態」に反応させ、不機嫌な感情や攻撃的な感情を高めます。
HSPに多い傾向なのか
HSPは環境や身体の変化に敏感で、空腹による血糖値の低下やホルモンの変動にも敏感に反応するため、空腹時のイライラや疲労を他の人よりも強く感じることが多い傾向にあります。
HSPの第一人者エレインアーロンさんの本にも書かれています。
私の研究したところによると、空腹はHSPに特に強い影響を及ぼすようだ。
ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 P.91
HSPは、血糖値のわずかな低下やホルモンの変動でも強く反応しやすいと言われています。
結果として、HSPは他の人よりも「ハングリー(hangry)」状態を強く感じ、空腹時の不機嫌や疲労を多く経験することがあるとされています。
HSPが実践すべき具体的な対策

規則正しい食事や低GI食品の摂取を心掛ける
HSPがハングリー(hangry)を避けるためには、規則正しい食事と間食が重要です。空腹になる前に、こまめに食事や軽食を摂ることで血糖値を安定させることができます。
特に、低GI(Glycemic Index グリセミック・インデックスの略)の食品を選ぶことで、血糖値の急激な上昇と下降を防ぎ、エネルギーを持続的に供給することができます。
例えば、全粒穀物、ナッツ、果物などが低GI食品として挙げられます。
さらに、タンパク質、脂質、炭水化物をバランスよく含む食事を心掛けると、長時間にわたりエネルギーを保つことができます。
- 高GI食品:70以上
- 中GI食品:56~69
- 低GI食品:55以下
ヨガなどのリラクゼーション
HSPはストレスに敏感なため、日常的にリラックス法を取り入れることが重要です。
ヨガ、瞑想、深呼吸などのリラクゼーションテクニックは、心身の緊張をほぐし、ストレスホルモンの分泌を抑える効果があります。特に、深呼吸は手軽に行えるため、空腹時に不安やイライラを感じた時にすぐ実践できます。
また、定期的な運動もストレスを軽減し、血糖値の安定につながります。適度な運動を取り入れることで、自律神経のバランスを整えることができます。
ヨガについてまとめた記事もあるので、興味がある方はぜひ。
周囲の理解とサポートを得る
HSPがハングリー(hangry)を感じた時の対処法として、周囲の理解を得ることも重要です。
家族や友人、同僚に自分がHSPであり、空腹時に不機嫌になることがあると説明することで、サポートを得やすくなります。
例えば、職場での昼休憩や軽食のタイミングを柔軟に調整してもらうのが好ましいです(ハードルが少し高めかもしれませんが(^^;))。
周囲の理解があることで、自分自身も安心して対策できると思います。
空腹を感じたときはできるだけコミュニケーションを避ける
「空腹のときは、怒らないようにしよう」と言うのは簡単ですが、実際に行動に移すのは相当難しいと思います。
なので、空腹のときは、できるだけコミュニケーションは避けるべきだと思います。家族、友人、恋人の場合は、慣れ合っているからこそ感情の制御が難しく、最悪、喧嘩にまで発展してしまいます。
空腹を感じる前に軽食を摂る習慣
具体的な対処法として、空腹を感じる前に軽食を摂る習慣をつけることが効果的です。
例えば、朝食と昼食の間にナッツやフルーツを摂ることで、昼食までのエネルギーを保つことができます。
また、カフェインや砂糖の摂取を控えることも重要です。これらは血糖値を急激に上昇させ、その後急降下させるため、ハングリー(hangry)を引き起こしやすくなります。
さらに、食事の際にはゆっくりとよく噛んで食べることで、消化を助け、血糖値の安定を促すことができます。
まとめ:HSPの特徴を理解してハングリーに対処する
というわけで、「HSPと空腹」についてブログにまとめました。
- 規則正しい食事や間食時の低GI食品の摂取する
- ヨガなどのリラクゼーションを取り入れる
- 周囲の理解とサポートを得る
- 空腹を感じた時にはできるだけコミュニケーションを避ける
- 空腹を感じる前に軽食を摂るように習慣づける
私も空腹になるとかなり不機嫌になります(笑)空腹になると機嫌が悪くなるだけでなく集中力もなくなるので本当に厄介です。
この記事で少しでも共感し、参考になれれば嬉しいです(*^^*)
ここまでブログを読んでくれてありがとうございます。
それでは✿
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