【HSP】武田友紀さん著書「繊細さんの本」のあらすじと読んだ感想

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こんにちは✿

今日はHSP専門カウンセラー武田友紀さん著書の『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本』を読んだ感想をこのブログに書いていこうと思います。

このブログはこんな人におすすめ
  • 「HSP・繊細さん」の本に興味がある
  • この本の概要を知りたい
  • この本のレビューを知りたい
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「繊細さん」こと「HSP」とは?

HSPは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略称です。なんだか病名のように聞こえるかもしれませんが、これは遺伝子的に生まれ持った気質のことで、アメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱した心理学的概念です。

生まれつき「非常に繊細な人」「敏感な人」「感受性が強い人」などという意味です。

全人口の約5人に1人はこのHSPに当てはまっているそうです。

HSPについてまとめた記事もあるので、興味がある方はぜひ。

武田友紀先生はHSPのことを「繊細さん」と呼んでいます。

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繊細さんが生きやすくなるコツが書かれている本

【投稿ページ】【HSP】ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。感想の画像_#本 No.1

<タイトル>

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本

<詳細>

  • 著者:武田友紀
  • 出版社:飛鳥新社
  • ページ総数:240ページ


<内容>

「相手が気を悪くすると思うと断れない」「まわりに機嫌悪い人がいるだけで緊張する」「細かいところまで気づいてしまい、仕事に時間がかかる」「疲れやすく、ストレスが体調に出やすい」など、繊細さんたち悩みをHSP専門カウンセラー武田友紀さんが解決方法を伝授する。繊細さんが自分らしく生きるコツやラクになれるコツもわかりやすく解説されている。

おすすめポイントは日常で使える具体的な方法が知れるところ

【投稿ページ】【HSP】ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。感想の画像_#本 No.2

「繊細さんの本」は、繊細さんの特徴がわかりやすく書かれています。

特徴もですが、この本のメインは、

  • 繊細さんのストレスを緩和する方法
  • 人間関係をラクにするコツ
  • 繊細さんに合う仕事の選び方

など、日常で使える具体的な方法が書かれています。

ありのまま自分らしく生きることをベースに、繊細さんがいかにラクに生活できるかをわかりやすく伝授してくれています。

例えば、

  • メガネの度を落とす、イヤホンをするなど五感で刺激を緩和する
  • 境界線として相手との間にモノを置いたり、透明なアクリル板をイメージする
  • 機嫌が悪い人がいたらその場を離れる
  • もし仕事で電話が鳴ったら3回に1回はとるというマイルールを決める

など、どれも今日からすぐに始められることばかりで、こういった繊細さんの生活のアイディアがたくさん書かれています。

何だかハードルも低そうで、日常生活で取り入れやすそうだね。

「実践方法の前にまずはHSPの特徴をよく知りたい!」という方は、HSPの第一人者であるエレイン・アーロンの本もおすすめします。

感想の記事もあります。興味がある方はぜひ。

また、繊細さんの本の漫画版もあります。

武田友紀さん監修のもと描かれているので、安心して読むことができます。

感想の記事もあります。興味がある方はぜひ。

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繊細さんの実践マニュアルを読んでいるよう

繊細さんの本を読んだ感想です。

繊細さんの感じる力

著書の中で、繊細さんの「感じる力」について書かれています。

私は、いつも繊細さんの感じる力は、「敏感すぎる」「刺激に弱い」など、悪い方にばかりピックアップされている気がしていました。

確かに、繊細さんの感じる力は悪いように作用しがちですが、この本では繊細さんの感じる力は、

良いこともじっくり味わうことができる

と、ありました。

自分のまわりにある「いいもの」に気づき、深く味わう。まわりのものや人から嬉しさをもらって、身も心もふっくらする。これが繊細さんの「感じる力」がもたらす「いいこと」なのです。

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本 P.22~P.23

「そう!それ!」と、思わず声に出してしまいました(笑)

「繊細さんの感じる力(敏感すぎるところ)は何も悪いことばかりじゃないのにな…」と思っていたので、自分の思いを言ってくれているように感じました。

他にも、

繊細さんの感じる力
  • 相手の話を深く受け止めながら聞ける
  • リスクを察知する
  • 小さな仕掛けやこだわりに気づいて楽しめる

など、感じる力について良い面がたくさん書かれていました。

小さな仕掛けというのは、以下のようなことです。

日常でも、カフェでお会計するときに、レジ横にハロウィンのかぼちゃやクリスマスツリーなど、季節に合わせた雑貨が飾られているのを見て、お会計のときにほっこりする。

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本 P.212

これも、思わず「わかる!!」と声に出してしまいました(笑)

繊細さんの感じる力は、「刺激に圧倒されやすい」というように悪い面にも作用しますが、「人の親切が嬉しい」や「天気が良くて気分がいい」など、良い面にも強く作用するんです。

この本で「それを言ってほしかった!」とスッキリした気分になりました!

配慮が足りない人が気にならなくなる方法

著書の中で、

「配慮が足りない人」に振り回されない方法

というのがありました。

「私だったらもっと言い方に気をつけるのに」
「どうしてあんなふうに、ズカズカとプライベートに踏み込んでくるんだろう」
「ゴミをポイ捨てしている人を見ると、信じられない」

中略

配慮することがごく当たり前の繊細さんからすると、まわりの人たちは「配慮に欠ける」ように見えます。

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本 P.100

これは私もよくあることで、街を歩いているときや、電車に乗っているときなど、ちょっとした気遣いができない人を見ると、「配慮が足りない人」と思えてしまうんです。

例えば、

  • 雨の日に傘を横向きに持って歩いている人を見ると「後ろを歩いている人にぶつかりそうとか思わないのかな…」と思ってしまう
  • 電車に乗っているときに、2人組が乗ってきて電車の席が交互に空いているとき、「席ズレてあげればいいのに…」と思ってしまう

などと、どうしても気になってしまいます。

配慮がないからって悪気があるわけでもないんだけどね。

しかし、本の中で、

そもそも繊細さんの配慮は一般人からしたら「ハイレベルな配慮」

とありました。

私はこれを読んで「あ、確かに…」と思いました。

繊細さんは非繊細さんとはそもそも感覚が違うので、繊細さんの自然な配慮でも、それを感覚が違う相手に求める方が無理を言っているんだなと感じました。

配慮するのが苦手な相手に対して「配慮してくれないなんて、なんてひどい人なんだ」と憤慨するのは、向こうからすると、めちゃくちゃな言い分なのです。

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本 P.103

「繊細さんは理解されにくい」ということに、やるせない気持ちになりますが、逆に私も非繊細さんのことを理解していないのかなと考え直しました。

もし、配慮が足りない人がいても「そういうものなんだ」と軽く流せるようにしようと思いました。

その人は、悪気があるわけではないんですもんね(^^;)

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相手に振り回されないためにする行動

喜ぶ女性

繊細さんあるあるですが、私もよく相手に振り回されてしまいます。

  • 相手の機嫌に左右される
  • 強気な人、ガツガツした人に圧倒されやすい
  • 常に聞き役で疲れるときがある

などなど。

本の中でもそれが書かれており、対策法も大きく分けて2つあるといいます。

  • イメージを使って境界線を引く
  • モノを置いて相手との境界線にする

どちらも実用的で簡単にできそうなことです。

●イメージを使って境界線を引く

具体例は、

イメージを使って境界線を引く
  • テレビ画面の向こうの人が話しているとイメージする
  • 相手との間に透明な壁をイメージする

と、ありました。

相手の話を聞いていて疲れを感じたら、その人はテレビ画面の向こうの人だとイメージしてみてください。

中略

相手の感情が強いときは、自分と相手のあいだに、あの分厚くて透明なアクリル板をおろすのです。

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本 P.118~P.119

私は何かを気を付けないといけないとき、何かしらの合図やイメージ的なものがないと難しいので、「これは使える!」と思いました。

イメージするだけなら何も必要ないですし、日常生活でも取り入れやすそうです。

●モノを置いて相手との境界線にする

具体例は、

モノを置いて相手との境界線にする
  • 自分と相手の間にモノを置く(ペンやグラスなど何でもOK)
  • 相手からできるだけ体を離す(椅子を後ろに引く、半歩下がる)

と、ありました。

相手とのあいだにモノがあると、心理的な障害物になるのです。これを逆手にとりましょう。相手に巻き込まれたくないときは、相手とのあいだにモノを置くのです。

中略

相手の話を聞き続けるのがしんどいなと思ったら、椅子の背もたれまで体を引くのです。

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本 P.120~P.121

これも簡単にできそうです。

「相手に振り回されない」=「相手と距離を明確にする」ということはわかりますが、具体的に何すればいいの?とずっと疑問に思っていました。

この本で、「そんな簡単なことでいいのか!」と新しい発見がありました。

「簡単なこと」だから取り入れやすいし、続けられそうだね。

モノを置くというのも、身近にあるモノでいいそうですし、相手から物理的に少し離れるというのも簡単に取り入れることができ、少し意識しただけで身に付きそうです。

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まとめ:繊細さんが楽しく生きるヒントが詰まっている

というわけで、繊細さんの本の感想をブログにまとめてみました。

「HSP専門のカウンセラーが教える本」というだけあって、やはり解説などが的確でわかりやすい印象でした。

さらに、繊細さんが自分らしく生きるコツも日常生活で取り入れやすい簡単なことばかりで、しかもとても具体的!人間関係や仕事に関することも細かくひとつひとつ丁寧にアドバイスしてくれています。

繊細さんの実践マニュアルを読んでいるようで、私自身も大変参考になりました!

これは繊細さんが読んで損はないと思うので、繊細さんゆえの悩みを持っている方にはぜひ、読んでもらいたい本でした!

ここまでブログ読んでくれてありがとうございます。
それでは✿

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