こんにちは✿
有名なSNSの1つ「LINE」。
HSPはそのLINEが苦手な傾向があります。

返事を考えるのに30分はかかる…。

相手からの返事が遅いと怒らせたか心配になる…。
などなど、様々な理由があります。
というわけで、今回のブログテーマは、
- HSPのLINEの悩み
- HSP向けLINEの悩みの対処法
についてです(*^^*)
HSPとは?

HSPは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略称です。なんだか病名のように聞こえるかもしれませんが、これは遺伝子的に生まれ持った気質のことで、アメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱した心理学的概念です。
生まれつき「非常に繊細な人」「敏感な人」「感受性が強い人」などという意味です。
全人口の約5人に1人はこのHSPに当てはまっているそうです。
HSPについてまとめた記事もあるので、興味がある方はぜひ。
HSP関連の本はこちらから。
世間でよく聞くLINEの悩み
まずは、一般的にLINEに関してよく耳にする悩みをまとめておきます。
スマホなどに不慣れな人の主な悩みは以下の通りです。
- 機器使用の戸惑い(そもそも論)
- プライバシーの漏洩
- 設定や機能の複雑性
これらの悩みは、スマホを使いこむことで自然と解決してきます。
また、スマホ慣れしている人は、
- 通知が頻繁に来ることのストレス
- 早く返信するべきというプレッシャー
などの悩みがあります。
HSPが抱えるLINEの悩み

HSPがLINEを苦手とする理由は、世間でよく聞く悩みに加えて独自のものがあります。
- 相手が返信する文章が短かったら不安になる
- 相手からの返信が遅かったら不安になる
- 返信の文章やタイミングを長時間考えてしまう
- 句読点や絵文字の使い分けに悩んでしまう
相手が返信する文章が短かったら不安になる
例えば、

明日、渋谷駅で待ち合わせでいいかな❓😆

いいよー❕明日楽しみだね😁

うん。

あれ…?機嫌損ねちゃったのかな…?
こういったやり取りで、友達がいきなり絵文字を使わなくなるとHSPは「ん!?」と思ってしまいます(^^;)
多分、友達はLINE中急に忙しくなってとっさに返したなどが考えられますが、HSPは「機嫌を損ねたのかな」と心配になってしまいます。
相手からの返信が遅かった不安になる
HSPは相手からの返信が遅いと、

怒らせちゃったかな…?
という気持ちになることが多いです。
ひどいときには、最近の友達とのやり取りをスクロールして確認してしまうこともあります(^^;)
特に、「既読」になって返信が遅いとより一層不安になってしまいます。
返信の文章やタイミングを長時間考えてしまう
HSPは相手に極力失礼がないように、何度も文章を確認したり、入力し直したりして返信に長時間かかってしまうことが多いです。
また、送信するタイミングも色々考えてしまうので、
- 「夜遅くは相手に気を遣わせてしまうから避けた方がいいよな…」
- 「返信はできるだけ早い方がいいよな…」
など必要以上に気を遣ってしまいます。
句読点や絵文字の使い分けに悩んでしまう
HSPでも、LINEでは絵文字などを多く使うと思いますが、これも失礼がないようにかつ適切な絵文字かどうかを選ぶのに時間がかかります。
さらに、「句読点」を使うことにも悩んでしまいます。
これは私の感覚ですが、今までの友達とのやり取りで絵文字を多用し、楽しくLINEをしていたときに、適切な絵文字が見つからず、「。」を使うと、なんか味気ない気がして使うことをためらってしまいます。
元から絵文字を使わないやり取りなら「。」を使うことに抵抗はないのですが…。
これらの悩みは、相手への過剰な気遣いや気にしすぎからきていると思います(^^;)
HSP向けLINEの悩みの対処法

ここからは、HSPがLINEで悩まないための対処法を考えてみました。
色々なパターンを考える
まずは、相手の反応に対する過剰な心配を減らすのが大切です。相手の返信が遅かった・短かったなどの心配は、相手側の色々な事情を考えてみましょう。
例えば、
- 「相手が忙しいだけで返信が遅れている」
- 「効率的がいいから短い文の返信だった」
などの可能性があります。
また、相手に直接尋ねてみるのもいいかもしれません。

何か気になることがあったら教えてね。
と一言添えることで、誤解を防ぎやすくなりますし、相手と意思疎通がしやすくなります。
相手にしっかり伝える
例えば、HSPは「すぐに返信しなきゃ」と思ってしまうことが多いです。なので、そのプレッシャーを和らげるために自分自身に「すぐに返信しなくても良い」と言い聞かせるようにしましょう。
そして、忙しい時やすぐに返信できない状況においては、

今は少し忙しいので、後で返信しますね。
と一言添えることで、相手に対する配慮を示すことができ、相手も返信のタイミングに対して寛容になってくれると思います。
また、タイミングが悪いとき(例えば夜遅くなってしまう場合)は、

昨日は夜遅かったから今日の朝に返事しようと思っていました。
などと、口説くないように一言説明するのも相手への心配が和らぐかなと思います。
相手はそれほど気にしていないと知る
HSPには少し難しいことかもしれませんが、自分のスタイルを受け入れることも重要です。絵文字や句読点の使い方に完璧さを求めず、自然体でLINEを送るのが理想かなと思います。
また、相手がHSPでない限り、相手は細かいことをそれほど気にしていない可能性が高いです。
私の体験談ですが、友達とのLINEで既読がついても全然返信が来なかったのでそわそわしていましたが、一日たってようやく来た返信がいつも通りのテンションと内容だったので、ホッとした覚えがあります(笑)
相手にも事情やタイミングがあるので、色々気にするのは取り越し苦労なことが多いことを知ると少しはLINEの悩みが軽減されるかなと思います(*^^*)
まとめ:LINEは神経質になるものではない
というわけで、「HSPとLINE」についてブログで考えてみました。
- 相手の事情など色々なパターンを考える
- 自分の事情については相手にしっかり伝える
- 相手はそれほど気にしていないことを頭に入れる
ただのLINEなのですが、HSPにとっては「気にする」にうってつけのツールです(笑)LINEは自分のペースで送信ができるので、その分色々考えてしまいます。
しかし、気にしすぎたら疲れてしまいますし、そもそもLINEはそこまで神経質になるものではないと思います。あまり気にせず、気軽な気持ちですることもLINEの良いところでもあるので、それを頭に入れ、LINEのストレスを少しでも軽減するのが理想かなと思います(*^^*)
ここまでブログを読んでくれてありがとうございます。
それでは✿
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