こんにちは✿
みなさんは、心配事ってありますか?

仕事の帰りに事故に遭ったらどうしよう…。

最近、不調を感じる…。大きな病気かも…。
などと、考えすぎてしまうと心配事は絶えず出てきますよね。
私自身、極度の心配性でHSPという気質もあり、色々考えては不安になって気疲れしてしまいます(^^;)
というわけで、今回は、
- HSPが心配性になる理由
- HSP向けの心配性の治し方
というテーマでブログを書いていこうと思います。
HSPとは?

HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略称です。なんだか病名のように聞こえるかもしれませんが、これは遺伝子的に生まれ持った気質のことで、アメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱した心理学的概念です。
生まれつき「非常に繊細な人」「敏感な人」「感受性が強い人」などという意味です。
全人口の約5人に1人はこのHSPに当てはまっているそうです。
HSPについてまとめた記事もあるので、興味がある方はぜひ。
HSP関連の本はこちらから。
HSPが心配性になりがちな原因
HSPが心配性になりがちな原因を考えてみました。
考えすぎるから
HSPは想像力が豊かで色々な出来事を深く考えてしまいます。この「考えすぎ」がネガティブに出てしまうと、心配性に繋がってしまいます。
例えば、

突然、肌に赤いあざができたけど、皮膚がんとかだったらどうしよう…!
など、小さいことでも大袈裟に考えてしまいます。ちなみに上記のは私の体験談で、ただのニキビでした(笑)
敏感すぎるから
HSPは物事の変化などに敏感で、何か変化があると動揺して不安になります。
例えば、まわりでイライラしている人がいたら、

あの人、イライラしてるけど何かあったのかな?もしかして私が原因?
などと、何かの変化で心配性が出てしまいます。
完璧主義だから
その真面目さ・気にしすぎな気質から完璧主義なHSPは多いです。
全てが保障されている完璧な未来なら心配なんてする必要はないですが、残念ながら完璧というのはこの世にほぼ存在しません。
HSPは完璧を求めるあまり、あれもこれもと様々な心配が生まれてしまいます。
HSPと完璧主義についての記事はこちら。興味がある方はぜひ読んでみてください。
HSP流の心配性の治し方

ここからは、私が考える「HSP流の心配性の治し方」を紹介します。
心配性の長所を知る
1つ目は、「心配性の長所を知る」です。
そもそも心配性は悪いことばかりではなく、心配することによって得られることはたくさんあります。
- 先を読んで行動できる
- 計画性がある
- リスク対策ができる
まずはこれらの長所を知った上で、心配性について考えてみましょう。
もしかしたら、

心配性も時には必要なことかもしれない。
と、心配性を受け入れることができ、上手く付き合っていけるかもしれません。
ポジティブな未来を想像する
2つ目は、「ポジティブな未来を想像する」です。
HSPは想像力が豊かなので、その想像力をネガティブではなくポジティブな方に使いましょう。
心配するような未来を想像するより、
自分がワクワクする幸せな未来
を想像してみてください。
もちろんいきなりはできませんが、ポジティブなイメージを持つ訓練を日常に取り入れるのが効果的かなと思います。
ストレスを溜めない生活習慣を心掛ける
3つ目は、「ストレスを溜めない生活習慣を心掛ける」です。
ストレスを溜めることはネガティブ思考の原因で、心配を生む原因でもあります。できるだけストレスがない健康的な生活習慣を心掛けてください(*^^*)
HSP向けのリフレッシュ方法はこちら。
生活習慣を整えると気持ちが安定しますし、健康面にもいい影響があり、心配性の人がよく陥りがちな病気の心配を減らすことにも役立ちます。
心配性の研究データを見る
4つ目は、「心配性の研究データを見る」です。
心配に関する研究が様々な有名大学で行われているそうで、その中でも私が見たのは、アメリカのオハイオ州にあるシンシナティ大学の研究データです。
その研究データの結論は、
心配事の85%は起こらない
とのことでした。
心配性の人を対象に調査した結果、心配事の85%はただの取り越し苦労で、むしろ良いことが起こったそうです。そして、残りの15%中12%も予想していたほどの悪いことは起きなかったそうで、これをまとめると、なんと「97%は悪いことは起こらない」ということになります。
他の大学でも似たような研究がありますが、どれも同じような結果になったそうです。
「科学的に見ても心配事は起きにくい」と、頭に入れておくとかなり気持ちが楽になるかなと思います。
専門家に相談する
5つ目は、「専門家に相談する」です。
心配性すぎて生活に支障がある場合は、その道の専門家に相談するのも良いと思います。過度に心配してしまう場合には心の病気が潜んでいる可能性もあります。
自分でも「少し度を越えてるな」と思ったら無理せず、治療を受けるのをおすすめします。
まとめ:心配性と上手く付き合おう
というわけで、「HSPと心配性」についてブログで考えてみました。
- 心配性にもメリットがあることを知る
- 想像力をポジティブなイメージに使う
- ストレスを溜めない健康的な生活をする
- 「心配事の大半は起こらない」事実を知る
- 過度な心配性は専門家のサポートを受ける
心配性はリスク対策になるなど良い面もありますが、心配ばかりしていると「今」を楽しめなくなってしまいます。心配事はほどほどにして、今この瞬間を楽しめたら心配性と上手く付き合えていることになるのかなと思います。
この記事が少しでも心配性で悩んでいる方の参考になれれば嬉しいです(*^^*)
ここまでブログを読んでくれてありがとうございます。
それでは✿
コメント