こんにちは✿
みなさんは、自己肯定感は高い方ですか?
私は、自己肯定感がとても低く、それで何かと悩みがちです。
この記事では、私なりに
- 自己肯定感が低い人が多い原因
- 自分が自己肯定感が低い理由
- 自己肯定感を高める方法
を考えてまとめてみました。
- 自己肯定感が低く悩んでいる
- 同じような人と共感したい
- 自己肯定感を高める参考例が知りたい
自己肯定感とは?

自己肯定感と似た言葉
そもそも自己肯定感とは何でしょうか?
自分の価値を肯定したり、好意的に受け止めたりできる感覚などを指す言葉で、まわりの人と比べない、ありのままの自分を認める感情です。
自己肯定感(じここうていかん)とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉である。
Wikipedia – 自己肯定感
また、この自己肯定感と同じような意味をもつ言葉に、
- 自信
- プライド
という感情もあります。
両者の違いとして私が思うのは、以下の通りです。
- 自己肯定感=とにかく自分を肯定する
- 自信・プライド=裏付けがあって自分を肯定する
つまり、「根拠あり or なし」によって自分を肯定できるかどうかで、言葉の使われ方が変わるということです。
自己肯定感とプライド
「自己肯定感とプライド」という2つの言葉は、「根拠あり or なし」の違い以外には、両者の意味合いはほとんど同じですが、受け手は反対の意味合いで捉えることが多いと私は思っています。
- 自己肯定感が低い ・・・ ネガティブな印象となるケースが多い
⇅ - プライドが低い ・・・ ポジティブな印象となるケースが多い
- 自己肯定感が高い ・・・ ポジティブな印象となるケースが多い
⇅ - プライドが高い ・・・ ネガティブな印象となるケースが多い
必ず上のような印象になるわけではないとは思いますが、このように捉えられる可能性は極めて高いと思います。
これらの印象のせいで、まわりの人からは、
「あなたはプライドが高いので…」
「あなたは自己肯定感が低いので…」
と、ネガティブに表現されがちなように思います。
自己肯定感が低い根本的な原因
自己肯定感が低くなってしまう原因を私なりに考えてみました。
謙虚な気持ちが無意識に自己肯定感を低くする
例えば、Aさんがいたとします。
Aさんは、自己肯定感が低く、他人の目を気にします。
学生時代、数学のテストでよく100点を取っていたAさん。Bさんとの会話で「学生のとき数学の成績どうだった?」という話題が出てきました。
Aさんは正直に「よく100点取ってたよ」と言えばいいのに、「自慢かよ」「プライド高い人みたい」と言われるかもと思い、「成績は、まあまあだったよ」と答えてしまう。

さらに、少し違う状況として、Aさんの学生時代を知るCさんも登場させます。
同様に、学生時代、数学のテストでよく100点を取っていたAさんに対して、Bさんが「学生のとき数学の成績どうだった?」という質問をしました。
ここでも、Aさんは正直に「よく100点取ってたよ」と言いませんでした。その会話を聞いていたCさんは、「Aさんは成績良かったのにな。自己肯定感が低いな。」と思いました。

みなさんは、Aさんの言動をどう思いましたか?
私は、自己肯定感が低い根本的な原因は、Aさんのような言動にあるのかなと思います。
要するに、自己肯定感が高い発言をしてもいいのにも関わらず、まわりの目を気にしすぎて謙遜し、日常的に自分を低く見積もるのが癖になるせいで、結果的に自己肯定感が低くなるのではないのでしょうか。
- 自己肯定感が低くなってしまう
↓ なぜ? - 自分自身を低く見積もるの日常化する
↓ なぜ? - 謙遜してしまうから
↓ なぜ? - 人の目を気にしているから
特に日本人は、謙遜するのが美とされているので、こういう連鎖になるケースが多いように私は思います。
プライドと自己肯定感の2つのニュアンス
- プライド
- 自己肯定感
この2つの言葉のニュアンスが非常に厄介です。
どちらも別の言葉のはずなのに混合されて使用されることが多々あります。
何気ない会話をしたつもりが、会話の文脈によって、

「あなたはプライドが高いね(ネガティブの意を含んだ言い方)」
と言われたり、

「自己肯定感が高いね(ポジティブの意を含んだ言い方)」
と言われたりして、ほぼ同じ内容の言葉にも関わらず、受け手の捉え方によって印象が変わってしまいます。
その曖昧さのせいで「この言葉は使わない方がいいかな…」などと深読みしたり、謙遜したりしてしまいます。
間違った言動で険悪になることをできるだけ避けることを優先してしまう、私のようなHSP気質の人は自己肯定感が低くなりやすいのではないかと考えています。
HSPについてまとめた記事もあるので、興味がある方はぜひ。
私が自己肯定感が低い原因と高める方法は?

私自身、自己肯定感が低いのですが、その主な原因は、
- 世間の目が気になる
- 成功体験が少ない
の2つだと思っています。
自己肯定感が低い原因①「世間の目が気になる」
自分なりに深堀してみました。
(ここで言う世間の範囲とは、今住んでいる「日本」であり、対象とは「老若男女」です)
おかしいかもしれませんが、私は子どもに対しても気を遣ってしまいます。
なぜなら、純粋無垢な子どもの方が、悪気なく正しいことをズバッといってきそうなためです。
正論を跳ね返す大人の論理を言えるくらいの攻撃力は私にはなく、HSP気質の私は防御力が皆無なので、子どもに対しても気を遣うのが最良の予防策だと考えてしまいます。
世間の目が気になる
という原因には、
世間の感情が伴う=自分にはコントロールできない
というのがあります。
「まわりなんか気にしなければいいよ」と軽々しく思うこともできません。
てか、それができるなら悩みません!(泣)
なので、
他者の感情を気にするのを軽減するために自分の意識を変える
または、
まわりに人がいない無人島や人里離れた山奥で生活する
しかないのですが、前者については、一朝一夕にできることではないので今でも思考錯誤中で、後者については…私には難しそうです。
自己肯定感が低い原因②「成功体験が少ない」
私が思う成功体験とは、
- いい成績を取って褒められる
- 人と上手くコミュニケーションを取れる
- 会社のプロジェクトを成し遂げる
などです。
しかし、友人(以下、Yさん)に、このことを話してみたら、
「成功のハードルが高いんじゃないの?」
と答えてくれました。
Yさんとの会話をまとめると以下のような感じです。

成功体験には「オフィシャルの大きな成功体験」や「プライベートの小さな成功体験」などがあると思う。あなたが言う成功体験は、オフィシャルな大きな成功体験のことに限っていると思う。別に小さい成功体験でも達成感は生まれるのでは?

でも、小さい成功体験では満足できないよ。

それは当然。でも、考え方が違うと思う。今言った「小さい成功体験では満足できない」ということには満足が伴っていないから成功体験ではないと思う。自分が満足できるもので、かつ、最もハードルが低いことを達成しても満足は味わえると思う。

ほ、ほう…。

日常のほんのささいなことで良いと思う。例えば、「毎朝、玄関の掃除をする。それをとりあえず1年間続ける」とかね。それだと、会社のように、まわりからのプレッシャーはなく、自分のペースでできる。ただし、いい加減にならないように、自分で決めたことは曲げずにやらないといけないけどね。小さな成功体験から始めて、徐々にハードルを高くしていけばいいんじゃないの?

なるほど。私は基本的にハードルが高すぎてたみたい…。
これなら成功体験を味わえそう!
ありがとう、Yさん(笑)
自分が満足できる最も低いハードルで成功体験を積み重ねる

満足できて、かつ、ハードルが低いことを決めるときの方法を考えてみました。
目標設定を分かりやすく明示する
例えば目標を、
早寝早起きをする
とした場合。
この表現だと漠然としすぎて、何時に起きたり寝たりするのかがわからないので明確にします。
人それぞれ色々な感覚があると思うので、(「朝6時に起きる」は遅起きという人もいれば、「朝10時に起きる」は早起きという人もいるように)そこも自分なりに考えます。
そして、いつもと違うルーティンのときなども想定します。
例えば、
病気になってしまった、旅行に行くことになったなど。
いつもと違うルーティンのときは、それを優先し、「早寝早起きのルールは適用しない」と、あらかじめ条件を付けておきます。
(このように、前もって決めておくことで、ルールを破ることはなくなります)
なので、早寝早起きをするという目標は、
- 起きる時間と寝る時間
- 早寝早起きをしなくてもいいときの条件
この2つを決めれば定まるかなと思います。
例)早寝早起きをする。
- ★時☆分に起きて、▲時△分に寝る。お昼寝は■分くらい。
- 病気や旅行などのときは、時間のルールは適用しない。
強制することを1つ作って継続する
何かを手に入れるためには何かをしなければいけないと思います。
人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない。何かを得るためには同等の対価が必要となる。
「鋼の錬金術師」 アルフォンス・エルリックのセリフ
アニメ好き界隈では、もはや有名すぎる言葉。
すみません。ハガレン好きなので、どうしても挟みたかったんです(笑)
話を戻すと、これは、
成功体験を手に入れるために、強制することを1つ作る
ということです。
HSP特有の生真面目が出ているかもしれませんが、自分が決めたことに1つくらい縛られるのは、決して自分にとって悪いものではないと思います。
まず、自分が想像してみてちょっとだけ難しいことを継続するイメージを持つのがいいと思います。
- マンションの3階までならエレベーターではなく、階段を使う
- 勤務先で笑顔で挨拶する(笑顔がポイント)
自分的に目標が高いものは自分からのプレッシャーもあるので、継続できない可能性があり、それでは本末転倒です。
「ちょっとだけ難しいことを継続」することで、自分を縛るルールも自ずと緩くなると思います。
また、「他人が決める」ではなく「自分が決める」ルールにしてくださいね。
自分的にちょっとだけ難しいことを1つ決めて、それを強制し、継続する。
まとめ:小さな成功体験で自己肯定感を高める
「世間の目を気にしすぎる」や「大きな成功体験をする」と考えがちなHSPは少なくないと思います。
世間の目は、主語が「他者」なので自分でコントロールできませんが、成功体験は主語が「自分」なので自分でコントロールできます。
なので、私は「成功体験を味わう」ことで自己肯定感が高まっていくはずだという結論に至りました。
曖昧な目標設定にするのでなく、「わかりやすく明示」し、また「完璧主義」というHSP気質のため、自分を縛るルールでさえも高めにしてしまいそうなので、より低くなるように「ちょっとだけ難しいルール」で目標を決めました。
自己肯定感を高める方法については他にも色々あると思いますが、今回は私なりのやり方を紹介しました。
同じように悩んでいるHSPさんの参考になれれば嬉しいです。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
それでは✿
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